複線的キャリア

昨日久々「笑点」を観た。噂の新メンバー桂宮治を観たかったから。噂どおり面白かったし目立っていた。場が盛り上がる人だ。ネットの評価も総じて高かったみたい。これから是非毎週観よう。番組でやってたが、この人、30歳で結婚と同時にそれまでの年収1千万円の営業の仕事を投げうって突然この落語の道に入ったとか。すごいな。とか思ってたら笑点のすぐあとのニュースでは日テレ看板アナの桝さんも日テレ退社して大学の研究員に転身すると発表。こっちもすごいな。こういう「リセットボタン」が思い切って押せる人には個人的にはすごく共感するし尊敬する。これまでどちらかというと「この道一筋」の生き方が総じて賞賛され尊敬され「あるべきもの」として教えられてきた気がするが、時代とともに、時間や空間、おカネや名誉、しがらみや惰性、とは無縁の、柔軟で多様で複線的な生き方・働き方が増えてきた気がするし、そうあるべきだと思う。いつも言っているが人生長いのだから「ひとつのとこ」に囲われるような生き方は無駄だしもったいない。1回きりの人生、多様な経験こそ財産だし力になる。桂宮治も桝アナもそれを体現していると思う。

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