いましかできないこと

鈴木誠也のカブス入りが決まった。5年で$85milの超大型契約。鈴木誠也は大谷翔平と同じ1994年生まれの27歳。カープ在籍9年通算で937安打、打率.315、182本塁打の成績を残した。コロナ禍なかりせばもっと数字は伸びていたかも。27歳か。野球選手としては旬。全然違う次元の舞台への挑戦になるけどその挑戦ができる人もそういない。1回しかない人生でたぶん「いましかできない」挑戦だから頑張ってほしいなぁ。鈴木誠也とは次元が違うが僕も考えたら人生初の渡米は満28歳の1990年6月だった。最初何日かホテルに寄宿しながら家探しをした。あの何日かの興奮というかワクワク感、高揚感はいまも鮮明に覚えているし記憶に残っている。Tree Cityと呼ばれるイリノイ州エバンストン。街にあふれる木々の緑も穏やかなミシガン湖畔もシカゴダウンタウンの摩天楼も見る全てにいちいち感動した。「人生山あり谷あり曲線」を描くならあの時期は間違いなく僕の人生の中で最高値をつけた瞬間だった。そのあと、学校の勉強が大変だとか英語が全然通じないとかたくさん苦労はあったのだけれど、やはり「いましかできない」挑戦をしたことによる自己決定感、自己充実感はその後の人生のベースになっていると思うなぁ。よし、今年は鈴木誠也「推し」で行こう。懐かしいシカゴにも彼がカブスにいるうちに行きたい。

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