シン・ウルトラマン

話題の「シン・ウルトラマン」を映画館で観てきた。前もこのブログに書いたが、初代ウルトラマンをリアルタイムでテレビにかじりついていた5歳児は去年還暦を迎えた。半世紀以上の時空を超えて「ちゃんとした」ウルトラマンに会えた感じで個人的にはとてもよかった。ストーリーが、とか、長澤まさみが、とか、いろいろネットでは作品への賛否は賑やかしいが、僕は「特撮映画」の美風を由緒正しく継承しているという一点でいい作品だったと思った。そういえばその昔ハリウッドがゴジラを映画化したがことがあって観に行ったが、あのゴジラがハリウッドの手にかかるとなんかとても気持ち悪い爬虫類になっていて「お前誰だよ」という感じがしてとても残念だった。コアの伝統を継承しながらのリメークって難しいと思う。その点で「シン・ウルトラマン」は、ウルトラQや初代ウルトラマンといった一級の特撮作品を前例のないところから作り上げた先人クリエーターたちへの敬意、オマージュにあふれていた。音楽の世界でも、往年の名曲をいまの歌手がカバーで歌うととても新鮮で新しい価値を感じることがあるけれど、あれと同じだ。日本には再発掘されるべきコンテンツが無限にある。いい国だなあ。

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