ミッション・クリティカル

今年は歴史に残る大きな騒動が次から次へと起こるものだ。週末に起きたKDDIの大規模通信障害。僕もau系のUQモバイルを使っている。先週末は画面右上のアンテナアイコンが確かに立ってなかった。しかし週末ということもあって外+仕事でスマホを使う状況になかったので個人的にはさしたる不便や支障がなかった。おうちに帰ればWiFiでデータ通信もできるし、LINEやメッセンジャーなどVoIPアプリで通話もできる。最近はむしろVoIPを使う人のほうが多いのでは。ま、それでも今回の通信障害はその規模があまりに大きく世の中を震撼させるには十分だ。それは、ニュースでも散々言われていることだが、スマホを介した様々なデータ流通がビジネスの血流を構成する世の中になってしまったから。もはやスマホは単なるコミュニケーションツールではなく、社会やビジネスを支える基盤、さらには医療などミッションクリティカルなところも担う基盤になっているということを今回の歴史的な事件で再認識することができた。これから5Gの世の中になるが、5Gでこの手の通信障害が起きたらもっと深刻だ。遠隔手術の最中に通信が途絶したら手術ができなくなって命に直結する。自動運転もそう。5Gで遠隔操作される無人バスは通信が途絶したらその場に停車するということだろうが、停車するまでのわずかな間に重大事故を起こす可能性は十分ある、なんていうしなくてもいい想像までしてしまう。ミッションクリティカルなところには、例えば停電には自家発、のように、バックアップシステムは不可欠だ。僕らも今回のことで補償だ賠償だ責任だとKDDIをフルボッコにするのではなくて、彼らにそういう未来を保全する投資をいかに全うしてもらえるかという視点で見なくてはいけない気がする。

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