「平成24年7月九州北部豪雨」から10年

きょう7月12日は、「平成24年7月九州北部豪雨」で阿蘇地方中心に甚大な被害が出てからちょうど10年の日。このときは僕はまだここには住んでいなかったが、その被害の模様は朝から全国ニュースでカバーされたのでよく覚えている。Wikipediaによれば、12日未明から朝にかけて熊本地方、阿蘇地方、大分県西部で猛烈な雨が降り、熊本県阿蘇市阿蘇乙姫では12日午前1時から7時までの6時間雨量が実に460ミリというとてつもない雨量を観測した。当然被害は甚大で、阿蘇では山崩れ、崖崩れ、浸水被害が各所で起きた。内牧温泉では各旅館が深刻な浸水被害を被った。白川の水嵩が急増し、下流の熊本市内では危険氾濫水位まで上昇し、街ごと浸水する危険に見舞われた。豪雨災害が西日本で頻発し始めたのは思えばこれが始まりだったかもしれない。いま、また同じ量の雨が降ったらどうするだろうか。日々バタバタ暮らしているとついついまさかのときの対処が疎かになってしまう。災害はある日突然やってくる。かなりの確率でやってくる。きょうは改めて豪雨時の避難行動を確認する日にしよう。

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