スーパー台風接近

猛烈な台風11号が沖縄に接近中。ニュースでは最大瞬間風速が70mとか80mとか言っている。尋常ではない。3年前の10月、関東を直撃したスーパー台風(19号)を僕が横浜で実際に経験した。それまで経験したことがないものすごい台風だった。家にいても締め切った窓のシャッターがめくりあがるのではないかというくらいの強風が吹き続けた。大河川の荒川や多摩川は決壊寸前までいった。決壊していたら首都圏は大変なことになっていたが、さすが首都圏。排水のキャパシティも日本の他の地域とはけた違いだということも同時にわかった。もう15年くらい前だろうか。NHKスペシャル等で温暖化の進行とともに桁違いのスーパー台風が日本を襲うという警告番組があったが、実際にそうなった感じ。特に今年は気象の異常感が強い。異常な高温、猛暑だけではない。日本全体が水蒸気の通り道になっている感じ。すかっと晴れない。いつも空気がジメジメしていてどこかでモクモクと巨大な積乱雲が発達して異常な量の雨を短時間でどかっと降らせる。もしくは線状降水帯がそこに停滞してしまう。水害は悲惨だ。広域で町が水に浸かってしまうと復興にとんでもなく時間を要してしまう。パキスタンでは長雨と高温が氷河を溶かして国土の3分の1が水没しているとニュースになっている。もうSF的な話が現実化している。本当に命の危険と常時隣り合わせだという意識が必要だ。

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