新監督

広島の来季の監督が新井貴浩に決まった。いろいろ候補名が出てきた中で、指導経験不足から今回は新井はないかなぁ、と思っていたが、こうして決まってみるとやはり納得の人事。なにせキャラがいい。きっと新風を吹き込んでくれる。広島の監督は過去見ると比較的長くやらせる。松田オーナーの考えなのだろう。2010年代は野村と緒方がそれぞれ5年、都合10年で常勝球団の礎をつくった。そのレガシーを継いだ佐々岡にもファンにボロクソ言われながらも3年やらせた。我慢強いのだ。最近で一番短いのは達川の2年(99年~00年)。わりと強かった三村時代を引き継いだが、達川になってからの戦績はメタメタだった。この達川時代を境にカープは長い暗黒時代に突入する。達川は広島監督を辞めた後も中日やソフトバンクでコーチをやっていておそらく選手指導の技術面での指導力はあるのだと思うが監督だけは向いていなかったみたい。野球というかスポーツはやはり勝ってナンボ。いくらチームの雰囲気とかファンとの一体感とか言っても結局勝たないと始まらない。大変な仕事だ。しかし、ここ3年、不甲斐ない野球をさんざん見せられた側からすると新井への期待は高い。頑張ってくれ、新井。

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