インバウンド解禁

きょうから訪日外国人旅行客の入国者数上限が撤廃、訪日客の個人旅行も解禁され、事実上インバウンドが解禁になる。今朝のニュースのトップはこれだった。この2年半苦しみ抜いてきた観光関係事業者にとっては待ちに待ったというか、その期待のほどは計り知れない。折しも国内のコロナ感染拡大第7波は完全に収束しインバウンド解禁はタイミング的にも理想的。この3連休は空路で東京を往復したが、空港は混雑、往復とも予約便は満席状態、2019年までの平時を思い起こすような賑わいだった。しかし、マスクだけは皆完全装着。感染予防なのか惰性なのか相互監視なのか、よくわからないが着けている。いい加減もう要らないだろうと僕は思うが、そう思わない人が相当数いるからこんなことになるのだろう。マスクをつけるつけないも公衆衛生に係る事案だから結局は「政府の指示」待ちなのだろうか。いや、たぶんそれはこのインバウンド解禁が変える。きょう以降マスクつけない人がわんさか街に繰り出すはずだから、それに追随する日本人がすぐに出てきて、結局「なし崩し」的にマスク非着用が「事実上」解禁される。最後に政府が「しょうがねぇなぁ」という感じで現状を追認し、マスク非着用を公式に宣言する。そんな感じではないか。結局、「ガイアツ」頼みという、長年みてきたお家芸ともいえるパターン。そう、僕たちは「意思決定」しない。でも「環境」には順応する。そういう国民なのだ。

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