80億人

世界の人口が80億人を超えたらしい。僕は小学生のときに世界の人口は36億人と習った。中国は既に9億人、インドは5億人だった。いろんなことをすぐに忘れてしまう今日この頃だが、それらの数字はなぜかいまでも鮮明に覚えている。事実、日経新聞に載った世界人口の推移では40億人に達したのは1974年。BINGO! やはり子どもの頃の記憶は根強い、粘り強い。それはともかく、世界の人口は実にこの50年弱で40億人→80億人と倍増したわけか。日本は既に人口減のフェーズに入っているから人口増の実感が全くないが、40億人もまるっと増えればそりゃ環境も破壊されるし異常気象にもなろうというもの。さらに恐ろしいのは世界人口はこのまま増え続け、さらにあと20億人以上が乗っかる。そして今世紀の半ばで100億人+αでピークアウトしてそこから今度は減少に転じる。日本がいま人口のrise and fallにすごく苦しんでいるように、今世紀後半の世界は減少する人口の対応にいろいろ苦しむのだろう。今世紀後半ばといえば、僕らの孫の世代が働き盛りになる時代。人口は昔から必ず来る未来だと言われる。じたばたしてもあがいても必ずやって来る100億人世界。若干悲観的思考の僕はやはりこうした数字を見ると未来に悲観的になってしまう。

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