無念の決勝T敗退

W杯サッカー、日本は決勝Tでクロアチアと1-1のドローの末PK戦で敗退、目標だった「新しい景色」は4年後に持ち越しとなった。歴史的な国民的歓喜の瞬間を共有したくて、じじいならもうとっくに寝ているはずの時間を遥かに超えて最後までテレビで試合を観た。寝たのは深夜3時。それはともかく、技術的にはよくわからないが、試合は確かに両者互角だった。どちらもキーパーが素晴らしかった。特に延長後半の三苫が放ったものすごいシュートをクロアチアのキーパーはよくぞセーブした。本来ならあれが決勝点になって日本は今頃再び国民的歓喜の渦の中、の筈だった。PK戦で日本のキックを3本も止めたのもあのキーパー。結局日本はクロアチアというチームというよりはあのキーパーに負けた感じだ。それにしてもサッカーは繊細な球技だ。これだけの世界の頂上戦になるとほんの些細なことが一瞬に失点につながる。試合の99%で押しに押しててもたった1%のミスが負けにつながるのだなぁ。厳しいスポーツだ。でも楽しい2週間だった。これで子どものサッカー熱は確実なものになるだろう。今朝の試合をみていっしょに涙した子供たちの何人かが10年後きっとこの舞台に立つ。少子化で球技人口がどんどん減る中でサッカーは逆にこれからもっと発展するスポーツになるに違いない。(他方、野球の未来はどうなるのだろう…)

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