一級の外交官

まだ決勝T敗退の余韻が残っている。惜しかったなぁ。勝てる試合だったなぁ。今朝は今朝で死のE組のサバイバー・スペインがモロッコにPK戦でまさかの敗戦という大番狂わせのニュースもあった。やっぱサッカーは難しいのだ。モロッコのように日本もベスト8に出たかった。もちろん国を代表して戦った選手・監督・コーチ・スタッフは称賛して余りある。最大限の賛辞と感謝を送りたい。そんな中、ゆうべFBで面白い動画が回ってきた。吉田、堂安、久保、三苫の各選手がスペイン戦の後に英語やスペイン語でインタビューを受けている図。どの選手も素晴らしい。「駅前留学」では永遠に到達できないレベル。特に吉田選手の受け答えは英語で考え英語で話しているというレベル。英語が喋れる=国際人という単純な構図ではないことは重々承知も、やっぱこのありようは島国日本に住む同質性の強い日本人として絶対に「あるべき姿」を示していると思う。野球と違って全世界の人が愛し熱狂するW杯の舞台で通訳を挟まずに自分の考えを直接発信できるって素晴らしい。日本のイメージはこういう人を通じて確実に世界の人々の心の中に形成される。彼らは日本にとって一級の外交官である。また個人の立場で考えても、これだけの非日本語を操る力があれば世界のどこででも生きていける。やはり外国語力って大事だ。これらの選手を称賛する気持ちが一段と強くなる動画だった。

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