熊本城マラソン

折からの南風のおかげでこの季節としては異常に暖かい日曜日も、朝から結構な量の雨。きょうは3年ぶりの熊本城マラソンの日。そもそもランには全く興味も経験もない僕。参加しようと考えたこともないが、なんか地元はすごく盛り上がっていて、それが傍目には面白い。調べてみると、この大会、熊本市が政令指定都市になった2012年にそれをお祝いする市民のイベントとして始まった、とある。まだ比較的新しいんだ。「熊本マラソン」ではなくわざわざ「城」をつけるところが熊本らしい。熊本は「いだてん」金栗四三を生んだ県。金栗四三翁にまつわるランのイベントは多いみたいなので、県下には結構走り好きな人が多いのかもしれない。地元テレビ局がTBS系とフジ系と2局が同時中継をやる。これも他では見られない「どういうこと？」な現象。コースはあっち曲がったりこっちで折り返したり複雑怪奇な印象も、白川河口の砂州的な土地を走るのでコース的には「まっ平ら」なはず。これも市民参加を意識して設定したものなんだろう。その昔は、TSMC建設中の菊陽の旧57号線を一直線に走るロードレースがあったらしいが、あれだと阿蘇に向かってずっと上り坂だから素人にはキツいはず。ともあれ、ランには全く興味も経験もない僕はテレビも見ずにこうして机に向かっているが、年に一度くらいこうして町がお祭り騒ぎになるのはいいことだ。