#中岡可哀想

今年は大河ドラマがチョーつまらないので日曜夜8時はイッテQを観ることにした。昨日はロッジ中岡が念願のWBC決勝を観にマイアミまで行く回。試合3時間前にマイアミ着くもそこでお決まりのチャレンジをさせられ肝心の試合の開始に間に合わないという顛末。球場近くまできて試合がもう始まるというタイミングで3つめの縄跳びチャレンジを言い渡され、懇願したり半キレになる中岡。番組を観ててあまり気持ちのいいものではなかったが案の定ツイッターでは「#中岡可哀想」がトレンド入りしていた。イジメそのものだといえばその通り。イッテQはもう10年以上続く高視聴率番組。いろんな無理難題を克服する芸人さんたちに笑いつつもリスペクトが湧く本来いい番組なのだが、ときどき(最近は「しばしば」)無理難題の度を超していたり失敗する芸人さんたちを笑う自分に嫌悪を感じたり結構ビミョーな番組でもある。「笑い」とは元来残酷というか紙一重のところがあるが、昨日のはやっぱやりすぎというか決勝を観たいという中岡の真摯な気持ちを弄んで番組にしたという意味で糾弾されるべき内容だったと思う。昔を美化するわけではないが「ドリフ」は当時下品すぎるといっぱい批判もされたが基本プロット、お芝居でありコントであり「お約束」だった。昨日の、素で泣きながら懇願する中岡を衆人監視の中で心理的の足蹴にするような、全然笑えない残酷さがあった。最後試合見れたんだからいいじゃねぇかでは済まない制作側の倫理違反があったと思う。なんだかなぁ… どうする日曜8時。

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