走行中給電システム

ひょんなことから「ワイヤレス給電システム」のことをチャットGPTに聞いてみた。先生いわく、「ワイヤレス給電システムは、現在の技術的進歩によってますます有望になっています。これは、デバイスの電力供給に関する柔軟性と便利性を向上させ、コードの混雑や接続問題を解決することができます。近年、ワイヤレス充電技術は急速に進歩しており、スマートフォン、タブレット、電子書籍リーダー、スマートウォッチ、電動歯ブラシなど、様々なデバイスに使用されています。また、自動車の充電や、無線給電によるインフラの遠隔地への配電、健康管理分野など、様々な応用分野で研究が進んでいます。ただし、ワイヤレス充電技術には、有線充電よりも効率が低い、距離が制限される、高コストなどの課題があります。しかし、今後の技術進歩により、これらの問題を克服するための解決策が開発されることが期待されます。」わずか数秒で答えてくれた。何の知識のない人はこれを鵜呑みにするしかない。確かにwiredの充電がwirelessになればすごく便利だろう。実際に既にスマホはワイアレス充電に移行しつつある。まだ使ったことないけど。このワイアレス給電をクルマに応用しようとしている人たちがいる。トヨタやデンソーだ。文字通り、クルマ(EV)の走行中に充電できる技術で、わざわざクルマから降りてプラグを差し込まずとも、駐車場に止めている間に充電できることは実証されているらしい。この技術をさらに発展させ、道路の地面の下に送電装置を敷き、走っている最中にもクルマに充電できる走行中給電システムの開発を目指しているらしい。いやいや道路インフラを全とっかえってこと?と一瞬思ったが、信号機手前30m範囲に走行中給電システムを敷設すれば、充電量をほとんど減らさず走り続けられることがわかっているらしい。走っている間に充電できるなら電池も小型化軽量化できる。壮大だが実に日本らしい発想。クルマのEV化では中国やアメリカに負けそうな日本だが、道路も絡めたインフラから攻めるのは確かに面白い。

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