2人に1人

来週、入院して手術をすることになった。この半年くらいか、クルマで移動中も突然強い尿意を感じたり、1時間に一度くらいの頻尿になったりと、どうも尿の排泄が全然おかしいと思うことが多くなっていた。てっきり前立腺系の異常だろうと思っていずれ泌尿器科に行かねばと思っていた矢先、ある日突然血尿が出た。かなり驚いて泌尿器科がない近くの医療センターで検査してもらい、運よくその日のうちに別の病院で泌尿器科の専門医の先生の診察を受けることができた。検尿、採血、エコー、いろいろ検査して、1週間後に再訪。そこで意外にも前立腺ではなく膀胱に異状ありの診断を受けた。いずれにしてももっと詳しい検査と、たぶん手術が必要とのことで、もうお盆に入る時期だったが、熊本赤十字病院に紹介してもらった。またまた運よくお盆期間だったが赤十字病院で診察を受けることができた。ま、そこからいろいろあって8月28日に膀胱の腫瘍が確認され、来週手術となった。コロナ再燃の折、赤十字病院もベッドが逼迫していて当初いつ入院できるのかわからない感じだったが、運よく最速での手術の運びとなった。まだ初期の腫瘍らしく主治医はあまり深刻な感じではないのでなんとなく安心はしているが、それでも腫瘍は腫瘍、しかもたぶん癌。病気らしい病気もなくここまで生きてきたが、突然に癌に巣食われ、癌と生きる羽目になった。本当に突然。手術は低侵襲の内視鏡手術でどうせすぐにもとの生活に戻れるわけなので、わざわざ僕、病気になりましたとSNSで公言するのもいかがなものかと思ったものの、やはり癌もちになったという事実をどう受け止めるべきかなかなか消化できずについ投稿をアップしたら、たくさんの励ましをもらった。ありがたい。それ以上に驚いたのは、あの人もこの人も実は●年前に癌もちになりましたという打ち明けメッセをいただいたこと。本当にびっくりした。生涯で癌にかかる日本人はいまは2人に一人といわれるが、本当にそうなんだなぁと思った。部位や症状はきっとさまざまだろうけど、今回の僕と同じく一度はこういう思いに直面し手術を受け元気になってまたしっかりと生きておられる。なるほどなぁと感じ入ったし、本当の意味で元気をもらうことができた気がする。というわけで、2年前の開業以来毎日ブログを書いてきたけど、9月はちょっとお休みしようかと思う。アウトプットはしばらくお休み、自省し、考えるインプットの時間に充てようかと。Will come back soon.

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