共に創る。共に生きる。

僕はダイワハウスの家に住んでいる。ダイワハウスとの縁は古い。新百合近辺に住んでいた2003年、小田急多摩線の栗平駅近くにダイワハウスが新築したマンションの一室を買ったのが最初。その後時は流れ、ダイワハウスが全国で展開する森林住宅地に興味を持ち、いろいろ考えて(「衝動的」という人もいるが)、2014年にいまの家を買った。なかなか気に入っている。2003年当時、ダイワハウスはまだハウスメーカーの新興勢力というイメージだったが、20年近くたった今、大手ゼネコンをはるかに凌ぐ大企業になっている。連結売上は4兆3800億円、営業利益は3800億円。すごい規模だ。創業者の夢だった「創業100年の2055年に売上高10兆円」を目指しているそうだ。ダイワハウスの創業は1955年。Wikipediaによれば「創業者の石橋信夫が戦時中に捕虜としてロシアに連行され、シベリアの強制収容所にて、極寒の地で過酷な労働の日々を送った経験から、帰国後に生活する上での「衣・食・住」三要素の「住」の重要性を認識し、いついかなる時でも「すぐに建てられる丈夫な住宅」を普及させる」ために興した会社だそうだ。「国鉄」にコンテナを納めていた会社で、住宅事業自体が後発事業。プレハブ屋さんのイメージの会社がいまや超ゼネコン。戦後という時代は起業する人間のエネルギーがとてつもなかったのだ。しかし!「10兆円」か。。いまの規模からのさらに「倍」だ。ダイワの社員はさぞ大変だろうなぁと思う。売上/利益の規模を徒に追いかける時代はもう終わった気もするし。僕らが住む森林住宅地、大丈夫でしょうか、ダイワさん。ちゃんと末永く面倒みてね。

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