心の資本

きょうの日経新聞朝刊1面の連載「成長の未来図②」は最近あるグループで議論している内容とピタリ重なるもので、我が意を得たりという思いがした。「「心の資本」の再構築なしには成長の未来図が描けない‥(中略)… 知の競争の時代にふさわしい職場のあり方や社員の働き方、報酬体系をどう確立していくか。(中略)生産性が高くイノベーションを生む職場とそうでない職場との違いや要因を調べると「心理的安全性」が影響するとわかった。自由にものが言えたり組織に認められて安心感を覚えたりすることを指す。グーグルは社員のパフォーマンスに関係するこうした要素を重視する仕組みを磨いた」自分自身、複数の会社を経験した中でソニーは心理的安全性が特に高い職場だった。ひとりひとり意見も思想もあって個人のベクトルが強い場だった。お互いをレスペクトする空気があった。歓送迎会やクリパを思い出深いものにするために忙しいのに懸命に企画する文化があった。権威を盾にパワハラな圧で仕事するやつのほうが排除されてしまう健全性があった。そういう会社で20年近くキャリアを積めたのはとても幸いなことだった。心理的安全性があるからこそ自分にひとつのベクトルが形成されるのだと思う。今年の箱根駅伝圧勝の青学も監督の原さんが心理的安全性の高い場・チームを作っているからこそのこの強さなのだろう。「ワクワク大作戦」「ハッピー大作戦」「サンキュー大作戦」「ハーモニー大作戦」「ゴーゴー大作戦」「やっぱり大作戦」「絆大作戦」「パワフル大作戦」…ほんとようやるわ、であるけども、足かけ10年もやっているとこれがデフォルトになる。いいことだ。昭和も遠くなりにけり。

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