原風景

「ブラタモリ」はいつも面白いが昨夜の竹富島編も面白かった。八重山諸島の小さな島。石垣島から高速艇でわずか15分らしい。水が希少資源のこの島では古くから住民が全土を必死で開墾し、その収穫への感謝として住民のほとんどが氏子となって年中祭事が、いまも!執り行われているという話。広大な水田が広がるここ阿蘇も神事と農業の関係は切っても切れない。商売の神様とか受験の神様とか神様も多方面化して忙しいが一番の原点は農業の恵みだ。昔、大学の教養で「言語周波説」というものを教わることがあって、日本語という言語の太古の原型の痕跡がいまも沖縄の島に見られるという話を教わったことがある。言葉と同様日本人の精神や文化の原風景が都から一番遠い八重山諸島にその痕跡があるとしたら説得力もあるしロマンのある話だ。よし、いつか行ってみよう竹富島。ついでに「ちゅらんさん」の小浜島にも。

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