Reckless

北京五輪男子ジャンプで24年ぶりの金メダル。ノーマルヒルでは50年ぶりらしい。競技用のジャンプ台は巨大な構築物で野球場と違ってどこにでもあるしろものではない。2019年に久々札幌に行ったときに札幌五輪が開かれた大倉山のジャンプ台に行って上までリフトで上がってみた。記憶にないので生まれて初めてあの上に上がったのだと思うが、それはもう異次元というか別世界の風景だった。「ノーマル」な「ヒル」では決してない。このきつい斜度を丸腰で思いっきり加速をつけて飛び出して、見えない崖下に飛んでいくなんて誰が考えたのだろうか。きっとフィンランド人だ。20年前、仕事でフィンランドにしばらく通っていた時期があってフィンランドの友人というかカウンターパートが言っていた。フィンランドは冬が厳しく長いので憂さ晴らしが好き。確かに普段は物静かな感じのフィンランド人の内輪の飲み会はものすごく陽気だった。フィンランド人が有名なスポーツといえばF1とスキージャンプ。どちらも超アブない系で国民が熱狂するらしい。抑鬱な冬の反動でreckless(無謀)なことを希求する国民性なのだそうだ。知らんけど。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です