新しい土俵をつくる

僕は特にフィギュアスケートのファンでもない。世の熱狂をいつも冷めた目で眺めてきた。しかし、昨日は観てしまった。北京五輪男子フリー。「より速く、より高く、より強く」のオリンピックのモットーの下、選手は同じ土俵の上で競ってきたわけだけど、羽生くんはこれまでのような「より速く、より高く、より強く」ではなく、一人全然違う全く新しい土俵を作ることを選び、挑戦した。競技には負けたが、世界初の4A認定という記録を残した。まさにパイオニア。Landmarking, Rule-making…いろんな言い方はできるが、この「新しい土俵を作る」という挑戦がただただすごいことであることは、フィギュアスケートに全く関心のない僕にもわかった。おそらくこれから世界のトッププレイヤーはこぞって4Aに挑戦するのだろう。そしていつか当たり前になるのだろう。羽生結弦くんは1994年生まれの27歳。阪神淡路大震災の前年だ。そういえば二刀流の大谷翔平も1994年生まれ。と思って調べてみたら、今年大リーグに行く鈴木誠也も1994年生まれ。他にも瀬戸大也、高木美帆。。。世界一線級の若者がいるわいるわ。すごいな、1994年生まれ。彼らもZ世代と言われる世代の一番最初の人たちなのだと思うが、古い世代の古い価値観/古いゲームのやり方に縛られずに、自分自身のものさしで全く新しいものを創っていこうとしている価値観が始まっているとしたら、何かとても希望が持てる。

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