Madman Theory

毎日毎日テレビを見ては憂鬱な気持ちになる。戦争がリビングルームにやってきた感じ。悲惨だ。自然災害による破壊も悲惨だが、人間が建物や街、人の暮らしを破壊する。プーチン許すまじ。ロシア軍許すまじの感情は自然と湧き上がる。それが人間というものだ。嘘で嘘を塗り固めるロシア。思えばソ連邦の時代からああいう国だった。政体が変わっても本質は変わらない。そんな国が海こそ隔てているが隣国である事実は日本にとってこれまた何百年も憂鬱の種だった。

そんな中でとても気になる記事があった。英王立国際問題研究所の国際安全保障プログラム・ディレクター女史の発言。信じたくないがその通りなのだろう。僕自身の備忘として掲げておこう。(https://news.yahoo.co.jp/articles/3e27eaffae499dd8b14a51942fd0ed1da2e650d8)

「もしウクライナで核兵器が使われたら、その恐怖と惨状は甚大で、欧州の全面戦争に巻き込まれたくないという北大西洋条約機構(NATO)の懸念など、世論に打ち消されてしまうと思う。当然のことながら、核兵器の効果は爆発してしまえば抑制されることはない。ロシアが核を脅迫に使うのは極めて危険だ。彼らがその脅迫を実行するとは信じがたいが、われわれはプーチン大統領がその脅しを実行に移すことも考慮に入れなければならない。たとえそれが一見奇抜で、理解に苦しむ内容であってもだ。われわれは真剣に受け止めなければならない。侵攻直前にプーチン氏はウクライナについて非常にゆがんだ歴史観をぶちまけ、同国について非常に奇妙な説明をした。それらはやや錯乱した心境を示唆している。おそらくあまりにも長い時間、1人で行動していた結果なのだろう。私は心理学者ではないので、これ以上はのべないが、これらを専門に研究している人々からプーチン氏の精神状態に重大な懸念が寄せられている。したがってプーチン氏が何をするのか予測するのは本当に難しい。つまりわれわれが今直面しているものは、われわれが『核兵器の狂人理論』と呼んでいるもの、すなわち核兵器を本当に使う狂人がいるのか、という問いかけだ」

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