電力逼迫警報

経産省が初めての「電力逼迫警報」を東電管内に発出した。きょうの首都圏は桜が開花したのに雪が降るかもというくらい終日寒いらしい。この冬の自身の経験から、電力消費というのは外気温に完全に同期するということがよくわかった。暖房は昔は石油ストーブだったが近頃はもう本当に電化しているので外気温が下がれば勝手にエアコンが温めてくれる。省エネというのは機器のスイッチを切る以外になかなか対応が難しい。だから冬に同時広域ブラックアウトとかになるとほんと死人が出るとマジメに思う。日日の電力需給予想というのは正確で電力会社が気象情報はもちろん経済社会の数多のファクターを回帰分析して分刻みで細かく需要予測をして電源(発電所)のオンオフを中央給電所という指令塔が指示している。その昔、サッカー日本代表が初めてW杯に行けそうな時期、代表戦を深夜テレビで観戦するというのが93年のW杯予選から急に流行ったことがあったが、そんな深夜のテレビ観戦とか電力会社は回帰分析のファクターに入れていなくて、深夜、大停電の一歩手前までいったという話を関西電力の人から聞いたことがある。そりゃそうだ。テレビはつける、部屋の明かりはつける、おまけにレンチンまでやったら電力需要はうなぎのぼり。きょうはまさかそんな想定外のことはなくて、従順な日本人は諾々と省エネをするのだと思うけど、この先EV化が進めばまた新しい回帰分析ファクターが増えるわけなので、電力需給は本当に厳しくなる一方だと思う。

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