年度という区切り
コロナ禍でこの際学校を国際的標準の9月スタートに日本もしようよという果敢な問題提起があったが、ほとんど議論されることなく沙汰止みというか葬られた。依然コロナ禍中とはいうものの3年ぶりに春らしい春、桜満開の春を、「外で」この3日間満喫して、やっぱそうだよなと思ってしまった。寒い寒い冬を耐えて一気に緑が芽吹き花が開く3月下旬~4月という季節。さぁやろうというスタートに確かにふさわしい。緯度の高い欧米はまだこの時期まだ相当に寒い。この「さぁスタートだ」という季節感は日本特有のもののように思う。昔は入学式の頃桜が満開だったが温暖化が進む最近は3末に満開がやってくる。肌感で2週間は昔より早い。それでも、「年度」という区切りはやはり馴染む。