事業をやってはいけない輩

知床の遊覧船海難事故が連日ニュースになっている。小さい子どもも巻き込まれていてとても心が痛む。斜里町ウトロは学生時代から何度も行ったところ。あのあたりは風景が日本離れしていて「最果て」な感じがあって何度も行きたい観光地。知床半島はウトロから知床五胡まではクルマで行けるが基本半島の大半がクルマや人の立ち入りを許さない秘境となっていて自然が完全に保全されている。熊が多く生息していることも影響しているのだろう。なので半島の自然観察は海からということになる。だから遊覧船はあの地域の観光にとっては生命線だ。なのにこんな事故を起こしてしまって。事故直後から地域の人がカメラに向かってこの事業者を悪しざまに言っていることからかねてから相当地域と軋轢があったのだろう。この事業者が1人運行解禁したその初日、荒天予報の中で出航した判断は当然人命より事業収入を優先したとしか思えない。

3年前に岩手県で漁船で海からリアスの奇岩群を行くアドベンチャーボートに乗った。その日は荒天ではなかったが風が強く湾から外洋に出た途端波がすごく高かくなった。波の高さは何メートルだったかはわからないが、大きなうねりの波が来る度に船は木の葉のように揺れてとても怖かった。今回は波が3メートルだという。地元の漁船すら海に出ない波の中で遊覧船が一人海を漂うなど正気じゃない。なぜそういう判断になるのか。社長はまだオモテで会見もしていない。事業をやってはいけない輩が人命を預かる事業をやっていたのか。厳罰を望む。

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