マスクオフ?

毎日報じられるコロナ感染者数のニュース。1年前の今頃は致死率の高いデルタ株の感染拡大でどこも医療体制が逼迫、感染者数の上がり下がりに一喜一憂していた。毎日15時半の東京の感染者数の速報には全国の耳目が集中していた。いまは去年のよりもはるかに感染者数は多いが、世の中の関心は随分下がった。僕もほとんど気にならない。もっともいったん罹れば熱が出たり喉がすごく痛いなど普通の風邪より重い症状が出るみたいだが、一般の健康な人が直ちに入院したり死んだりする病気ではないことがわかってきたから。入院して重症化が回避できる体制さえあればウイズコロナは十分成り立つという実感が共有されてきた。でも外に出るとき、人と会うときはマスクだけはつける。欧米ではほとんどの人がもうマスクもつけていないが、日本では真逆。戸外でのマスクオンはもうデフォルトの生活様式だ。なぜだろう。他人の目もある。感染予防対策というまっとうな理由もある。しかしそれ以外にも、むしろ積極的にマスク着用を選択する/したくなる理由があるような気がする。日本は万事以心伝心。会ったときハグしたりキスしたりしない。会議もみんな押し黙っている。口角泡を飛ばして議論なんかしない。言わぬが花。察してくれよ。それでも感情は顔に出る。それを覆うマスクはむしろ日本の文化にフィットするのでは。コロナが限りなくゼロに近づいたとき、どうなるのだろう。ゼロコロナでもマスクオンを選択する人は結構出てくるような気がするなぁ。

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