民族の存亡

最近はクルマで熊本市内を往復することが増えた。片道50キロ、時間にして1時間15分。だいぶ慣れた。車中ではだいたいラジオ番組のポッドキャストを聞く。ウクライナ情勢や日本の安全保障の話が多い。先週はウクライナ人の国際政治学者のアンドリー・グレンコさんの言葉が随分印象に残った。ウクライナ人にとって今回の戦争は文字通り民族の存亡がかかっているのだと。ロシアの進駐を許せば、ウクライナ人はロシアに殺されるか、洗脳されるかの二択だと。洗脳されるということはウクライナ人がウクライナ人でなくなるということ。ウクライナの人は今回のことであれだけひどいことをロシアにされて(当然のことだが)絶対にロシアを許さないと思っていると。だからいまウクライナ人の誰もロシアとの和平を望んでいない。もしいま和平をしても、それはロシアの侵略が単に未来に延期されるだけだと。和平してもロシアは必ずやってくる。次は完璧に準備してくる。だからウクライナ人の犠牲者の数を未来にわたって最小限に抑えるためには今回の戦争で徹底的にロジアに勝つ「しか」ないのだと。言葉を失うくらい重い話だが、その気持ちは本当によくわかる。ロシアというのは返す返すも異常な狂気の国だ。経済制裁で締め上げ続けて武器も弾薬も自分で作れなくなればいい。二度と戦争できなくなるまで西側が団結して制裁を続けるということだ。

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