卒業30年

きょうは僕がノースウェスタン大学のKellogg Graduate School of Businessを卒業してから30年の日。卒業式当日に撮った写真の日付が1992年6月20日とある。もうあれから30年も経ったのかと思うと時間とは人生とはあっという間であることを実感する。別名Tree Cityの名を持つイリノイ州エバンストン。それはそれは美しい街だった。そこの空気を吸うだけでなんともいえぬ高揚感と幸福感を感じたものだった。初めて異国で過ごしたわずか2年間の経験はいまでも僕の中でとても大きな爪痕というか痕跡を残している。僕の人生のどの2年間よりも大きなインパクトのある2年だった。30年経ってもいろんなシーンの記憶がいまでも鮮明だ。勉強は総じて大変だった。なにせ英語がからきし使えなかった。渡米前TOEFLで何点か忘れたがいちおう人並の点数揃えて渡米したがそんなものは全く関係なかった。日本にいるときはいっちょ前に仕事している気になっていたが、相手のいうことがよくわからない、こっちの言いたいことも満足に伝えられない、勉強以前の「半人前」以下状態は最初の学期が始まった当初本当に大変だった。2年間いて少しマシにはなったかもしれないが総じて英語に関しては敗北感が大きかった。この他にもたくさんの高い壁を思い知らされた2年間、同時にいろんな国から来た人とのつきあいを通じて実感したグローバルという感覚。カイシャにずーっといたのではなかなかわからなかったであろう世界を体感できた。そんなこんなの体験をその後十分に活かしきったのかと問われると多少忸怩たるものはあるが、もうそれはいいだろう。とにかくそういう経験ができて幸せだった。ありがたかった。本当によかったと30年たったきょうは素直に感謝したい。

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