西九州新幹線開通

西九州新幹線が開通した。昨年11月に開業前に嬉野温泉駅を見た。温泉街区から少し離れたところにポツンと、しかし、立派な駅舎が建っていた。おお、本当に新幹線が来るんだな。何か不思議な感じだった。その日がついに昨日だった。長崎駅から武雄温泉駅までのわずか66キロの短い営業距離。しかも博多とは直結していない。武雄から九州新幹線への接続は着工はおろかルートすら決まっていない。そもそも鉄道はネットワーク性に意味があるのに、東京とも博多ともつなっていない孤島の新幹線は初めて。これが本当の見切発車。福岡のお隣佐賀県は、ただでさえ簡単に博多に行けるしたぶんこの先も巨額の地元負担をして新たな新幹線はつくらないと思う。九州ではどんどんローカル線がショボくなっている。本数の間引き、無人駅の増加。加えて毎年の風水害で赤字路線の復旧にまたおカネがいる。九州の鉄道はまさに負のスパイラル。佐賀県とすれば県外の人が使う新幹線よりは地元の人間が使うローカル線をもうちょっとなんとかしてくれよというのが本音では。みんなが同じ方向をみれてた昭和の時代はよかったが、平成、令和と時代が移ろって、「夢の新幹線」すら全然意見の一致をみれないなんて、なんて複雑な世の中に僕たちは生きているんだろう。

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