最初の事業年度終了
きょうで9月が終わる。独立してスタートした僕の会社の最初の事業年度もきょうで締まる。怒涛の1年だった。中小企業診断士の国家資格は取ったものの、地縁血縁のない地への2度目の移住、そこで士業として人様からおカネをいただく仕事を始めるというのはなかなかチャレンジング、人によっては無謀と呼ぶだろう。スタート当初から前職のご縁で、東北三陸地域の事業者さんからオンラインでの経営支援/助言の顧問契約をいただけて、それが独立直後の日々の活動のいいリズムになった。とはいえ、せっかく熊本で活動するのだからというので、在熊本の公的支援機関に専門家登録されることをひとつひとつイチから始め、運よく、商工会、商工会議所、保証協会、よろず支援拠点と一応全ての機関で専門家登録をしていただけた。そのプロセスに都合半年かかった。最近では有難いことにいろんな機関さんからいろんなテーマでお声がけをいただけるようになった。過剰債務軽減のリスケ交渉のお手伝いもやった。補助金申請の支援もやった。力の入れ方抜き方がよくわからなかったせいもあるが、結構、ひとつひとつの仕事には全力で向き合ったという感覚はあって、そのせいか少しずつではあるが成果というか実績も積みあがってきた感がある。明日から新しい事業年度。いまや日本社会の問題ともなっている事業承継、後継ぎ問題、M&Aの領域に本格的に足を踏み入れようと思う。独りでやっているので小声で自分に声掛けする。「1年間、ご苦労さん!次年度も頑張ろう」