監督交代

カープの佐々岡監督の辞任が今朝から一斉に報じられた。厳しい言い方だが当然だ。むしろ1年遅かった。2020年、21年、22年と未曾有の感染症の中での戦い。平時と違ってチームマネジメントはさぞかし大変だったとは思うが、それは他球団も同じこと。投げては先発がもたない、救援が打たれる、逆転される。打つ方も主砲不在、ホームランの一発逆転試合など望むうべくもなく、打てない、走れない、送れない。もう高校生の野球を観ているようで、この3年間は心底がっかりの連続だった。野村謙二郎は監督を5年やって年々強くなる様を実感できた。野村が造った土台で緒方孝市が5年間。黒田がヤンキースから帰り、新井がタイガースから帰り、鈴木が突如爆発し、菊池の華麗な守備、タナキクマルの怒涛の攻撃陣。そしてあの栄光の3連覇。ああ、今思いだしても、2016年~2018年は至福の年だった。そこからいろいろ戦力に変化があったにせよ、マネジャー1人でこんなにチームって変わるのかということを実感した。マネジメントの奥深き所以だ。次の監督にはいろいろ下馬評があがっている。一説には「東出輝裕」が有力という説。地味だな。結局、オーナーの好き嫌いなんだよなぁ。広島カープは地域社会の公器である一方で、事業としては純粋な家業、オーナー会社なんですよね。こればかりはガタガタ言っても仕方ない。とにかく強かったカープの再来を頼みます。お願いします。

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