完全なる強権独裁の隣国

今朝の新聞1面は「習近平 3期目確定」のニュース。日本のこれからの運命、僕の生きている時代か、それとも子どもや孫の生きている時代にまで影響するのか、とにかく、たぶん世界史的に時代を画すようなことが昨日確定したということだと思う。習近平は昨日自分の前任である長老・胡錦涛を衆人環視の中まるで晒すように会議からつまみだし、習近平個人への崇拝を強要する条項を党規約に入れ、完全なる強権独裁体制を敷いた。いま日本国民が危惧し議論すべきは統一教会のことでも円安のことでもなく、中国だ。もうすぐ70歳になる習近平が永世国家主席の称号を得るにはこの3期目で台湾統一できるかどうか。まだ気力も体力もみなぎっているうち、つまりこの5年で奴らは絶対にやってくる。10年前にこの人が総書記に就任した頃、この人の野望は世界地図を14世紀くらいにまで戻すことだとどこかで読んだ記憶がある。もしそうだとしたら発想も行動様式もプーチンといっしょということ。3期目の向こう5年以内に習近平は必ず台湾有事を向こうから仕掛けてくるという前提で、大きく言えば、僕や家族のこれからの人生をいろいろ考えていかねばならないのだなぁと漠然と思った。ウクライナの例を引くまでもなく、戦争は一度起きてしまうと悲惨だ。起きないのが一番。起きないために国や政治や国民が何をするのかが最優先。なんかそういう議論を本気で国会でやっているようにはとても見えない。もう時間がない。

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