伝わらないアナウンス

We are stopping at Hakata station. The doors on the right side will open... いつの頃からか、新幹線に乗って到着駅が近づくと、車掌が英語でこうアナウンスするが、まぁ、ほぼ100%、とてもひどい英語だ。カタカナ棒読み。英語じゃねぇし。外国人にはまず伝わらないと思うし、ほんの数秒のアナウンスだからどうでもいいっちゃぁいいんですけど、聞いている僕はなにげに「国辱」感を感じて恥ずかしくなる。次がどこの駅かというのはその前にちゃんとしたネイティブのrecordedのアナウンスでちゃんと言っているし、次の駅でどっちのドアが開くかはそんな大事な情報とは思えない。「僕ら日本人の英語ってこの程度なんで、駅下りて街中歩いても決して期待しないでね」というメッセージを暗に伝えているのだとすればたいしたもんだが、そんなはずはない。新幹線は秒単位で運行管理されているという、外国人旅行者に対してジャパンクオリティを象徴的に体現するシンボルなのに、このポンコツ英語のせいで車内でずっこけそうになる。まぁ、昔から英語というか外国語は日本人がなかなか克服できない(する気もない)国民的課題だから仕方ないが、どうせやるんなら、もうちょっとちゃんとやってほしい気がする。

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