最終回
朝ドラの「舞い上がれ!」が昨日最終回を迎えた。一度はあきらめたパイロットの夢、空を飛びたいという夢が最後に叶っただけではなく、舞ちゃんの人生に深く関わった人がみなが集って祝福してくれるという、結構真ん中ド直球の大団円だった。なかなかありそでなさそな最終回。前作がアレだっただけに今回は朝ドラ復権というところか。まずはよかった、よかった。今回脚本は話の展開によって分担、交代していたそうだが、桑原亮子さんの手になる脚本は出色だった。どんな人なのか、物語が終わったいまごろになってようやくWikiをみてみた。(以下引用)1980年京都市生まれ。小学6年生の頃よりだんだん耳が聞こえにくくなり、中学進学後に原因不明の感音性難聴と診断される。兵庫県西宮市の私立中学に進学し同市内の祖母宅に下宿して学校に通い、中学2年時には阪神淡路大震災で被災。大学は早稲田大に進学。大学進学後はハンディキャップを補いたいとして弁護士資格の取得を目指すものの、難聴がさらに悪化して20歳を迎える頃には人の声が全く聞き取れなくなる。弁護士の夢を諦めかけた時に書店の店頭で一般の人が投稿した詩・童話を掲載する文芸雑誌に出会い、「もしかしたら、書けるのではないかな」と大学在学中より童話や詩を書いて出版社へ投稿を始め、童話が雑誌に掲載されたことで「書く仕事をしたい」と決心する。大学卒業後には、「昔から映画やドラマが好きで多く見ているうちに、自分でも書きたくなった」としてシナリオ・センター大阪校にてシナリオを学び、20代半ばからシナリオを書き始める。(引用終)...なるほど、本当に舞ちゃんの人生そのままのようだ。ある種実体験に基づいた絶望や憧れや諦めない思いがあるからああいう深い台詞がちりばめられたドラマが書けるのだな。深く納得。いいドラマでした。