ゴールデンな休日③

きょうはこどもの日。「こどもたちみんなが元気に育ち、大きくなったことをお祝いする日」らしい。ほんとにその通り。もうすぐ5歳になる孫と過ごす5月5日は初めてかも。よくここまで大きくなったなぁと感慨深い。子どものエネルギーは無限大。たった数日いっしょにいるだけでどっと疲れる。これに24時間/365日傍にいる母親というのはすごい。改めて尊崇の念を持つ。この先も健やかな成長を願うのは自然なこと。でも他方でこの子らが大人になってそして老いていく日本の社会の未来は必ずしも明るいものではない。勉強していい学校にいっていい大学にいっていい会社にいって…的な僕らの時代のパターンはもうこの先意味がないことはなんとなくわかっている。じゃ、何をどうしたらいいのか。僕らの年代の人にはもう皆目見当もつかない。だから余計な口出しもしないしできない。でも単純に大変だろうなぁと思う。西暦2100年。日本の人口が今より3割も減ってまだ減り続けているときに、この孫は82歳。平均寿命的には十分存命の歳だ。そのときどの道僕らはいないわけで考えても詮無いことである。せいぜい「元気に育ち、大きくなったこと」を心から祝ってあげることがいまできる最善のこと。

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