ミヤマキリシマ

昨日は満開のミヤマキリシマを観に仙酔峡までいってみた。仙酔峡までは家からクルマで10分もかからない。一番近い観光地。ミヤマキリシマはきれいに咲いていた。そして、神戸ナンバー、広島ナンバー、北九州ナンバー等結構遠方からのクルマが駐車場にはあった。仙酔峡にこんなにたくさんのクルマをみるのは初めてに近い感覚。というのも熊本地震で仙酔峡に至る農道は激しく損壊しその修復には数年を要した。そのあと2018年~2019年は噴火降灰がひどかった。そしてコロナ禍。人がいない仙酔峡を見慣れていたので、観光地に戻った仙酔峡はある意味新鮮。で、ミヤマキリシマ。漢字で「深山霧島」と書く。九州の山地に群生する花。以下Wikiを引用する。「ミヤマキリシマは、ツツジの一種。九州各地の高山に自生する。1866年には坂本龍馬が新婚旅行で霧島を訪れた際、姉に宛てた手紙の中で「きり島つゝじが一面にはへて実つくり立し如くきれいなり」と書いている。1909年には同じく霧島へ新婚旅行に訪れた植物学者・牧野富太郎が発見し、「深い山に咲くツツジ」という意味で「ミヤマキリシマ」と命名した。『三国名勝図会』で、高原の物産の花卉類の項目に、映山紅が「霧島山中特に多し。叢をなすこと甚廣し。花さける時は、満山錦のごとし。」と記載されているが、これがミヤマキリシマのことである。和名に冠された霧島山・えびの高原のほか、阿蘇山、九重山、雲仙岳、鶴見岳など九州各地の高山に分布する。ミヤマキリシマは、火山活動により生態系が撹乱された山肌で優占種として生存できる。逆に、火山活動が終息して植物の遷移により森林化が進むと、優占種として生存できなくなる。」(引用終)... なるほどぉ。だから仙酔峡のようなしばしば火山ガスが立ち込めて木々や花々がとても育たないうような場所にこんなに咲くのか。知らなんだ。そして、あの、今放送中の朝ドラ「らんまん」の主人公・牧野万太郎、じゃなかった、牧野富太郎が命名したのも初耳だった。この花に一層親しみがわいてきた。

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