広島サミット③

G7サミットはよきにつけ悪しきにつけ結局ある種の「政治ショー」だと思っていたが、今回はまさにガチで国際政治そのものだった。「政治家」がリアルに対面して対峙して話することが政治であることを思い知った。ゼレンスキーが昨日広島に来てからは、本当にドキドキするような絵が次々配信される。政治がいま動いているという臨場感に襲われた。昨日のインドのモディ首相とゼレンスキー大統領のサシの会談は感動的ですらあった。これを見たロシアはさぞ涙目だろう。そして各国首脳にひっぱりだこのゼレンスキーは本物の政治家だと思った。彼が来てから現場はもちろんそれを見守る僕ら、いやたぶん世界の熱量はすごい。なんかすごい歴史的な出来事をリアルタイムで見させてもらった。そして岸田さんはスーパー・グッジョブ。これだけの会議を議長国としてよく仕切ったし、日本国の立場を間違いなく高めてくれたと思う。あした衆院解散したらボロ勝ちだ。しかしこれで何かが終わったわけではない。ウクライナにより大規模反攻撃がいつ始まるのか、それによってロシアはどこまで追い込まれるのか、ロシアは負けるのか、いったいいつこの戦争は終わるのか、ロシアは本当に核を使わないのか、等々... G7サミットの想定以上の大成功が果たして世界に何をもたらすのか、ますます気が抜けない、目が離せない。

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