二季化

毎日の実際の最高気温、最低気温をデータベース化してとっておくといろんなことがわかって面白い。このグラフは実際の最高/最低気温と平年の最高/最低気温との差を30日の移動平均でとったもの。赤が最高気温差、水色が最低気温。全国的に猛暑酷暑の夏。ここ阿蘇乙姫も例外ではなく、ここ10日間だと最高気温は平年より∔1.5℃も高い。最低気温もずっと1℃前後高い日が続いている。平年値だといまが気温のピーク。昼間は30℃。朝は20℃。普通だと過ごしやすい避暑地の気温。それが1,2℃上がったところで平地の灼熱地獄に比べれば全然OKなのだが、高地な分、太陽の紫外線が猛烈で、空気の温度とは別に太陽光線で肌がじりじり直接焼かれる感覚。なのでやはりあまり外に出ないほうが無難だ。しかしこのグラフ、見ているとやはり異常な1年だということがわかる。晩秋と早春はどちらも異常高温だった。この春は平年より4℃も高い。30日移動平均でこれだ。冬は大寒波だった。いつまでも夏が長く、秋はと突然やってきて、そして冬は極寒。しかし春はすぐにきて異常な暖かさをもたらす。要するに夏が長く秋春は短く冬は寒い。四季がなくなり「二季」化を見事に表している。雨が降れば大嵐。線状降水帯にロックオンされれば大災害になる。怖い時代。沖縄で風水害をもたらした台風が前代未聞のUターン、からの逆L字ターンをして来週ここを直撃する模様。台風直撃におののいたのは去年の9月。また直撃だ。油断は絶対にしないでおこう。

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