おいしい生活

横浜から引っ越して阿蘇で暮らしはじめてきょうでちょうどひと月。引越、還暦、退職、起業と、人生の一大イベントをいくつもこの短い期間に詰め込みすぎて、本当に目まぐるしい毎日でした。そんな毎日の中で最近改めて思うのは、ここは食べ物がおいしいということ。豆腐、アスパラ、きゅうり、お肉、おさかな.. 口に入れるものすべてが味わい深くおいしい。そのことが毎日の生活を豊かな感覚にしてくれます。40キロ先にある大型スーパーにもときどきは行きますが、多くは近くの産直、あのお店、このお店。作り手/生産者の顔が見えるものを買えるということは、都会の生活と大きく違うところですね。生産者への応援・共感がベースにあるお買い物というのは、ヨーカドーやイオンでのお買い物とは随分違う気がします。日本人の多くが生産者だった50年前は、こんなこと取り立てていうことでもなかったのでしょうが、いつしか食べものは全国巨大流通の支配するところとなり、「産地」のものを食べているようで、実は本当においしいものには全然届いていなかったんじゃないかと思います。そう考えると田舎ってなんかとっても贅沢。

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