大変貌

今朝の広島の地元紙「中国新聞」に、「イズミ」の創業60年記念の広告が載っていた。「ゆめタウン」を中国地方と九州で展開しているあのイズミ。60年... 僕とちょうど同い年か。僕ら世代のイズミのイメージは場末の安い百貨店だ。いまは取り壊された広島駅ビルのヨコに雑居ビルのようにたっている百貨店。いまは東急ハンズの建っている場所も昔はイズミだった。福屋、天満屋など広島の百貨店が全盛だった時代、イズミはピープルズ・ストアとして、なんでも安い雑貨屋みたいな店だった。ぞれがいつの間にか、巨大戦艦のような「ゆめタウン」を展開する一大勢力に。熊本にも「光の森」というところに、すんごい広さの「ゆめタウン」がある。食料生鮮のスペースがとにかく巨大。首都圏にあんなスーパーないと思う。映画館も含め、ゆうに半日以上は過ごせる場所。ほんとに「タウン」だ。「ゆめタウン」は九州ではイオンと伍する一大勢力だ。イズミの出自は戦後の広島・的場の闇市。それがいまや従業員3万人、売上7000億円に届かんとする大企業。僕が広島で生活していた80年代は間違いなく「イケてない」企業だった。それが90年代以降にM&Aで大変貌したのだ。面白い。経営者のこと含め、もう少しいろいろ調べてみよう。

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