絶対大丈夫

ヤクルトが日本一になった。今年はとてもいい頂上決戦だった。球史に残る名シリーズという評価は過大ではない。ここ最近セ・リーグ覇者はソフトバンクにボコボコにされて何年もつまらない日本シリーズが続いていたので、今年はとりわけ新鮮で満足感の高い日本シリーズだった。それにしても、神戸の球場をテレビで観たのは久々だった。選手の吐く息が白いゲームも初めてだ。勝ってどの選手も高校球児のように泣いているゲームも初めてだ。心ひとつに戦ってた証拠だ。おめでとう、ヤクルトスワローズ。「絶対大丈夫!」ってフツーにいい言葉だ。まぁ、本当に日頃から努力して目の前のことに向き合ってたからこそ言える言葉だよね。そうありたい。はっ、と日常の現実に帰ると、やれ新しい変異ウイルスだとか、ガソリン高騰だとか、円安だとか、トランプ復権だとか、台湾有事だとか、もう全然大丈夫じゃないじゃん、ということばっか。こんなとき「絶対大丈夫」とか政治家が言いだしたら、それはそれで危ない気もする。人は見たいものしか見ないし、聞きたいことしか聞かない。絶対大丈夫な世の中ではあってほしいが、やっぱ、それにはそれぞれがちゃんと現実と向き合わないと。

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