米国首位

トヨタの米国での自動車販売がGMを抜いてトップになったらしい。僕はマツダに84年に入社して、最初の配属が、輸出部門の米国市場担当だった。毎月発表される各社の販売台数、車種別をまとめて、寸評をつけて社内役員向けに販売レポートを毎月書いていた。新人がする仕事としては若干too muchな重い仕事だが、当時のマツダはオイルショック後に採用を止めてたので、中堅が全くおらず、いきなり課長直属で僕が身の丈以上のことを任されていた。そんな話はともかく、各社の販売台数というのは、ヘンなものでもう35年前のことなのにいまもちゃんと覚えている。僕が月報を「執筆」していた80年代後半の米国市場、主戦場の乗用車はビッグ3が7割超を占めて輸出車はまだ3割弱。韓国車なんてほとんど存在してなかった。日本車は人気で飛ぶように売れていた。自動車は日米摩擦の象徴と言われ、日本車の売れ行き動向はすぐに政治問題化した。当時通産省の指導で日本からアメリカの乗用車輸出は185万台と決められていた。トヨタもまだ当時はほぼ輸出依存のメーカーだった。商用車は輸出台数規制はなかったが25%の関税をかけられていた。それでも台数が欲しいのでホンダ除く各社は小型ピックアップトラックをじゃんじゃん造って輸出していた。ああ懐かしい。そんなこんなでトヨタは当時100万台を売っていた。マツダを辞めてから、そんな数字とも縁がなかったが、リーマンショックの前から250万台に迫る台数を売っていたのか。やっぱトヨタはすごいなぁ。そんなトヨタの米国首位。ひとつの長い長い歴史の大団円という気がしないでもない。ソニーがクルマ業界に参入というニュースもあった。アップルも参入するらしい。100年に一度あるかないかの大変革時代と言われてもう5,6年経つが、いよいよその幕が切って落とされる。かつてチャレンジャーだったトヨタはどう戦うのか。楽しみだぁ。。。

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