内憂外患

日本の長期金利がアメリカの金利上昇に連れられて上昇してきた。指値オペというらしいが、日銀は長期金利にキャップをしているらしく、その上限に近づいているらしい。金利上昇には歯止めがかかるが、今度は為替に跳ね返る。円はきのう122円台まで下がったが、この先もっと円安方向に一気に行くのかもしれない。エネルギーや食糧が国際的に高騰する中での為替安はこの先大変なことになると思う。ロシアのことを笑っていられない。日本もインフレが近年にない規模になるやもしれず、そうなると生活は目に見えて打撃を被る。加えて国債。金利が上がるというのは債券価格が下がるということ。折しも史上最大規模の23年度予算が成立したけれども主たる財源は国債だ。国債が消化できないということも出てくるのかも。まさに緊急事態宣言並みの内憂外患だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です