昭和の日

きょうは昭和の日。もとはといえば昭和天皇の誕生日であるが、若い世代はそんなこと知らないだろう。Wikipediaによれば、2007年(平成19年)に制定された祝日で、その趣旨は「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」日らしい。平成天皇の誕生日の12月23日は令和になってから休日ではなくなったので、要するに、ゴールデンウィーク期間の祝日を増やすというところに国民的合意があったとことですね。今年2月の終わりから突然「戦争」というものが毎日ニュースで伝えられるようになり、戦争の悲惨さや虚しさがどんなドラマよりもリアルに痛々しく感じられる時代になって、昭和、特に戦争末期に全国津々浦々の町が米軍によって空爆された日々がどんなに辛く悲惨なものだったか改めて感じる。いわゆる「平和教育」をしっかり受けてきた世代だが、やはり戦争というものがちっともわかっていなかったと思う。昭和が終わって33年も経つが、今年の昭和の日は本当に激動の往時に思いを馳せる日です。

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