風邪に保険金?
きょうは前々から予約していたコロナワクチンの4回目の接種のため、集団接種を実施している市の医療センターに行った。接種直前の医者との問診で、咳等の後遺症があるのなら、接種によって強い副反応や後遺症が重くなるリスクもあるので、接種は延期したほうがよいと医者から強くアドバイスされ急遽接種を延期することにした。先週のコロナ陽性反応で1週間も自宅隔離の羽目になり仕事も積み残しが多いなかわざわざ進んで調子が悪くなる選択をする必要もなかろうと思いそうした。いろいろあるなぁ、コロナ。そんな中、きょうの日経新聞には、コロナ陽性判定を受けて自宅で療養する人にも払われている入院給付金の対象の見直しを大手保険会社が始めたというニュース。見直し後は、給付金の対象者は感染した人のうち (1)65歳以上 (2)入院を要する人 (3)新型コロナの治療薬を投与する必要がある人 (4)妊婦、のいずれかの条件を満たす人に限られるそうで、早ければ9月末から適用らしい。誰かからコロナの自宅隔離で保険が下りると最初聞いたとき、普通の風邪で保険金が出るわけないのでいったいどういうことかと一瞬思ったが、保険が下りる理屈としては、自宅隔離というのはあくまで医療機関の都合で入院できない状態という前提があって、自宅隔離ってのは実際に病院にはいなくても医師の管理下で治療に専念する状態にあるという理屈らしい。実際には僕の場合は妻の厳しい管理下にはあったが、医師の管理下にあった感じは全くなかったのでそれも実態と違うなぁと思っていたら、やっぱり見直しだ。妥当だと思う。この程度で給付金という名の保険金をバンバン払ってたら、保険会社の業務逼迫もさることながら、やはり保険としての適正を欠く。料率の値上げ等であとでしっぺ返しを食うのは結局保険料を負担する僕らだから。