コロナが変えたもの

一昨日から出張に出ている。火曜日の晩は懐かしい神保町に投宿、昨日は朝一で東京駅を発ち目的地に向かった。下に掲げた写真は朝9時少し前の東京駅前・行幸通り。天気はいいが人がいない。ガランとしている。驚いた。まるで日曜日の朝の風景だ。東京駅といえば日本で最も象徴的な朝の通勤風景として昔からニュース映像の素材によく使われる場所だ。コロナが日本の通勤風景を大きく変えてしまったことを実感、確信した。昨年辞めたトーマツでは職員にもう通勤定期代は支給されないらしい。在宅がデフォルト。出社したいなら出社許可を願い出る必要があるらしい。なんということだ。丸の内にオフィスを構える名だたる企業もおそらく通勤はもうマストではなくなったんだろう。そうでなければこの無人の行幸通りの風景は説明がつかない。新丸ビルの前ではドラマか何かのロケをやっていた。人がいないからできること。昔だったら数多の通勤の邪魔になったはずだ。時代は大きく変わったんだなぁ。つくづくそう思った。

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