ASV

今年はいままでの人生で中で一番たくさんクルマを運転した年だった気がする。専ら仕事で使っているのは、義父が生前乗っていたトヨタ・アクア。2012年式のハイブリッド車。もう10年になるが燃費はいい。ガソリン価格高騰の折、高燃費は本当に助かる。しかし10年の月日が経つ間のクルマの日進月歩は目覚ましい。特に安全性能。きょうびのクルマはASVといって、衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制制御機能、車線逸脱警報装置、後退時後方視界情報提供装置、車間距離制御装置、車両安定制御装置、リアビークルモニタリングシステム、自動切替型前照灯等々、実に多彩なドライバー支援の機能がついている。残念ながらどのひとつもうちのアクアにはついていない。たった10年でこの差は大きい。新車の値段も高くなるわけだし、半導体不足でクルマが造れなくなるわけだ。熊本市内から50kmの道のりを夜運転して帰ることも多い。そんなときASVだったら安心だ。今後の重要検討課題にしよう。クルマの安全性が急激に増したせいなのか交通事故死者数は激減し、さらなる減少傾向をみせている。去年の死者数は2636人余。僕らが子どもの頃は交通戦争とか言われ最悪だったがそこからみれば8割以上減っている。国は2025年に2000人を切ることを目標にしているというがこのペースだとたぶん実現するだろう。これこそテクノロジーの勝利だ。そして生きているいるうちに是非完全自動運転の世界を。