涙もろくなった

今朝の朝ドラは泣けた。インサイダー取引に手を染めてしまった長男が、自宅に戻り亡くなった父の日記を読んで、父が自分のことを気にかけ続けていた事実を知り、改めて父を想う。父と本音で語れる関係を作れなかったのは自分のせいや、と自分を責め霊前で泣くシーン。ほんま泣けました(泣) そういえば、最近、ドラマを見て涙することが増えた。昔は本当に血も涙も他人より少ないのではないかと思うくらいそういうことには動じなかったが、最近は明らかに違う。たぶん孫ができ、優しい人間の心を少し取り戻しつつあるのではないか、いや、きっとそうだ。… と思っていたら、東北大学スマートエイジングカレッジのHPにこんな記事があった。「年を取ると涙もろくなるのは、感情移入しやすくなったのでも、感受性が豊かになったのでもない。大脳の中枢の機能低下が真の理由だ。「背外側前頭前野」と呼ばれる部位が脳全体の司令塔となり、記憶や学習、行動や感情を制御している。涙もろくなったのは、この部位が担っている感情の抑制機能が低下したからだ。(中略)「キレる高齢者」…の増加も、背外側前頭前野の機能低下により、感情を抑制できない高齢者が増えたためだ。」なんと、血も涙もない書き方だ。キレそうだ。

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