トルコ・シリア地震

神戸と同じく都市直下型巨大地震。地震の多い日本でも過去に見たこともないくらいの被害だ。いましがた昼の情報番組「ひるおび!」で詳細な解説をやっていた。被害の範囲は300km×450kmの範囲、日本だと関東、中部、近畿、信越がまるまるすっぽり入る面積になるらしい。断層が凄まじい。衛星画像を追いかけると少なくとも20km途切れることなく空からみてはっきり認識できるほどの大きな亀裂が走っていた。死者は3.5万人を超えたと報道されているが、高層マンションが倒壊してとてつもないの量の瓦礫と化しているので、まだまだその数は増えるかもしれない。この地震のマグニチュードはM7.8とされている。熊本地震の本震はM7.3。マグニチュードは1大きくなると約32倍大きくなり、2大きくな ると、1000倍になるそうで、M7.3とM7.8は相当違うということはわかる。あの熊本地震の本震のあの揺れを実際に経験した身としては、あの何倍、何十倍も揺れたとするなら本当に想像を絶するし、あれが都市の直下で起きたら、そうりゃそうなるよなとヘンに納得もしたりする。日本とトルコの建物の耐震基準がどうのこうのと言われているが、たぶんそんなこと関係ないくらいの規模の地震だったんだと思う。日経新聞ウェッブにさきほど掲載された特集記事が改めてその凄まじさを伝えている。

https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00003440T10C23A2000000/

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