コロナ禍終了
今日から新型コロナは感染症法上の「5類」に移行、インフルエンザと同じ扱いになる。ようやくこの日が来た。思いだすのは3年前の今頃。GWは全滅でおうちにずっといた。当時は中小企業診断士養成課程に入学したばかりだったが、学校の対面授業は全てオンラインに切り替わった。まだ授業があってやることがあったからよかった。カレンダーを見返すと来る日も来る日も在宅。近くのスーパーに買い物行くのも重装備して決死の覚悟だった。横浜の広いとはいえない賃貸住宅で妻と2人。ずっと同じ空間にいるとお互いストレスが高じてよくケンカしたものだった。全てがクレージーな日々だった。観光地がどこも大賑わいだった今年のGWや昨今の我が身を見るにつけ本当に隔世の感だ。まぁ僕たちはそんな程度の振り返りで済むが、禁止事項で塗りたくられた学校生活、学生生活を送る羽目になった子どもたちや学生には心から同情の念を禁じ得ない。後講釈でいいので振り返って他にどういう手があったのか、どういう選択肢がありえたのか、どこかにちゃんと科学的に総括してほしい。そのときはそれが最善だとみんな思って従ったが、結果、守ったもの/守られたものと失われたものが本当にどこまで均衡しているのか(いないのか)やっぱり社会として反省が必要だ。感染症はまたきっとやってくる。その都度若い人の人生を犠牲にしていたのでは、失うものが大きすぎる。