マイナ騒動

「マイナポータル」で他人の年金記録が閲覧できるという「トラブル」で連日メディアはトップニュース扱い。きょう閉会した国会では閉会中審査ということで厚労省とデジタル庁は国会閉会後も吊るしあげられるらしい。トラブルって、131の自治体で172件ということだが、そりゃ発行されているマイナバーカードの母数からいえばほとんどゼロ。ナノレベルだ。マスメディアも立憲民主党もアタマがおかしいのではないかと思う。アナログの情報をデジタルに転換する過程でどうしたって人間系の作業が入る。ヒューマンエラーは必ず起きる。間違いは都度正せばよい。なんでこんなに大騒ぎするのか。2009年の消えた年金問題は深刻だった。基礎年金番号に統合されていない記録が5000万件と言われて大騒ぎになった。誰がどうみても杜撰で組織として終わっていた社保庁は改組されいまの年金機構ができた。第一次安倍政権はこの事件がきっかけでふっとんだ。あれは確かに大騒ぎするに値する不祥事だったと思うが、今回の件はそれとは違ういわば軽微なヒューマンエラー。マジメに仕事をしている霞が関と地方の公務員のやる気を削いでいるだけ。なぜ日本はいつもこうなのだろう。広末涼子の不倫騒動もしかり。ニュースにする必要のないこと、むしろしてはいけないことを延々とやっている。ジャニーズの問題のほうがよっぽど深刻な犯罪なのにそっちはやらない。指弾社会はまじめな人から当事者意識を奪っていく。当事者意識を欠いた社会は活力を失なっていく。指弾だけしてりゃいいマスメディアと立憲民主党はもうたくさんだ。

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